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真木よう子氏コミケ参加騒動

今年の冬コミに参加表明していた真木よう子氏が不参加を表明しました。

真木よう子 冬コミ参加中止を発表し謝罪「安易な気持ちで応募してしまいました」
twitterでは色々言われているのでそこら辺は割愛しますし、個人的には全く興味のない話なのでどうでもいいのですが、一番気になったのは本の体裁が「オールカラー・320ページ」を予定していると言うところです。

同人誌を作ったことのある方なら分かるかと思いますが、320ページという分厚さがまずお目にかかれません。
手元にある分厚そうな同人誌を見てみると、『サークル オチンチンリーチ! 総集編 ちんこれ』は140ページ、『伊東ライフ東方同人誌総集編』は220ページ、『艦娘たちの同日同刻』が258ページ、『駆逐艦逆レイプ合同2 再犯』が266ページ、『海轍 戦時商戦合同誌』が294ページと300ページ未満のものばかりです。さらに言えば、上記に上げた同人誌は全てが合同誌か総集編か小説なので「小説本ではない新作同人誌として320ページ」というものがいかに突拍子のないものなのかがお分かりかと思います。

そもそも、同人誌自体が「本業の合間を縫って作る」というものなので32ページもあれば多い方というものですから、300ページを超える本を作ることが「無謀」という扱いになってしまいます。
また、印刷費も同人誌を作る場合には重要です。B5サイズで32ページの同人誌を50部刷ると1万2000円(ポプルス)かかります。これが大部数、例えば200部刷ったら35,897円(同)になるわけで、下手をすれば印刷費だけで給料が吹っ飛んでいきます。仮に320ページの同人誌を100部刷ったとした場合、10万円弱が印刷費だけで飛ぶ計算になります。

とはいえ、これはまだ本文がモノクロだからこの値段で済んでいるのであって、ここに「本文フルカラー」という条件が加わります。
ポプルスで「オールフルカラー」のページを見ると120ページまでしか表示されず、320ページのフルカラー同人誌というのがそもそも想定されていないのでは感があります。つまり、同人誌を印刷する印刷所では無理なので商業誌を印刷する印刷所を使うことを想定しているような気がします。
当然ですが、カラー印刷をするとモノクロ印刷より割高になります。コピー機でもモノクロが1枚10円なのに対してカラーが50円しますよね。それと同じ理屈です。

そうなると、フルカラー320ページの同人誌を作ったとして頒布価格が恐ろしいことになると言うことにだんだんと気付いてきたのではないでしょうか。分厚い総集編や合同誌が2,000円程度なのが、フルカラー320ページでこの値段を実現できるとは到底思えないんですよね。大部数刷って5,000円できくかどうか……

ところで、結局不参加になってしまいましたが彼女を無碍に追い出さないでもいい方法があったんですよ。それはコミケ参加者全員が平等にできる手段です。
詰まるところ「買わない」。
いくら有名人が参加しているからと言っても彼女が出そうと思っているのは写真集ですよ。興味のない人だって殆どいたはずです。

今となっては彼女がどのような思いで参加しようとしたかは分からないですけど、オタクは欲しいものには湯水のようにお金を使うけど、興味にないものにはとことん興味を示さないものです。(じゃなかったら今頃僕の部屋には在庫が綺麗さっぱりありませんって)。もしも「これだけ人が来てるんだったら有名人が頒布するんだからわんさか集まってきて完売するだろう」って思っていたのならそれは大間違いです。
何をするのか分からず、どんなコンセプトなのかも分からない本を買おうと思っている人は今のところあんまりいないんじゃないかなって、思います。
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