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漫画村がどうして人気なのか

漫画や雑誌などが無料で見られてしまう「漫画村」というサイトがあります。要は作品を出版社や作者に無許可でアップしてしまう無料ダウンロードサイトで、これが結構若者に人気らしいのです。国会議員が漫画村をどうにかするとツイートしたところ、「俺たちの漫画村を守ろう」みたいなリプライがあり、非難の的になっています。
無許可のものを無料で見られてしまえば出版社や作家は本や雑誌を買ってくれなくなり、最悪の場合画業を廃業するという場合もあるので何とかしないといけないのですが、じゃあ何で無料ダウンロードサイトが人気なのかというのを考えてみたいと思います。「見やすさ」とかそういう観点からは散々議論されているので別の視点から。
はじめに僕が思ったのは、「今の子ってジャンプの回し読みとかしないのか?」ということです。雑誌の発売日にコンビニで週刊誌を買って学校に持ってきて休み時間とかに皆で見るというやつです。なかにはそういう子たちも確かにいるとは思うのですが、よく考えたら学校って漫画を持ってくることを禁止している場合が殆どですよね。学級文庫に漫画本を置くことすら躊躇われる世界ですよ(横山光輝『三国志』とか『日本の歴史』あたりはオッケーとかそういうの)。そうなると、学校で漫画本を持ち込めないと言うことになるわけです。
ところが、スマホは緊急連絡用として使う場合もあるわけで持ち込みがオッケーなんですよね。僕が携帯電話を持ったのは高校3年生で、それでも遅かったという時代でしたから、今の中高生ともなれば普通に持ち込んでいるというわけです。となると、スマホに漫画をダウンロードして休み時間に見るということが可能になります。それこそ「昨日見たドラマ」のように、友達との話題にするために、原作を読もうとかそういうことがあるわけです。僕が中高生の頃はまだ深夜アニメというのがあまりなく、ゴールデンタイムにアニメをやっているような時代だったのでそれこそ抑えておくべきアニメなんてワンピースとこち亀とコナンくらいのものだったのですが、今は1クールに二桁単位でアニメが放映され、それが単純に年間で4倍になるわけですからいちいち原作本を買っていてはお金が尽きてしまいます。週刊雑誌のコミックが1冊500円、4コマ漫画だと800円とかそういう世界で、1ヶ月の小遣いが数千円という中高生にとっては大きな負担になります。小遣いを貰って本を買ったら遅いという世界です。1つのアニメが3ヶ月しか放映されていないわけで、待っていたらそこで話題に乗り遅れて終わりです。1年~2年とかそういうスパンでやっているものじゃないんですよね。

つまり、中高生としては漫画村のようなサイトがなくなると友達の会話に入れなくなるということになるんですよね。仕事中にこれに気付いたとき、ハッとしましたね。何でもそうですけど、友達が何か楽しそうに話しているとき、それをやっていない・見ていないと急激な疎外感を感じるんですよ。ツイッターでもあるじゃないですか、皆がソシャゲの話題で盛り上がっているのに自分はやっていないということで会話に混ざれないってことが。
要は、漫画村というのが中高生にとっての「情報獲得手段」になっているのではないかという。だから、単純にサイトを潰すだけではいけないと思うし、漫画村に変わる「何か」を作らなければ類似の違法ダウンロードサイトが新しく出来るだけなんじゃないかなって、思います。
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